「アウトプット大全」  著者 樺沢紫苑

 ユーチューブで精神科医・樺沢紫苑氏の話を聞いて興味が湧き著書の「アウトプット大全」を読んでみました。

 人はインプットしても、その後何も行動しない人が殆どで、学んだことを実行(アウトプット)する人は一握りの人しかいない。知識として頭に入っていても殆ど意味がない。学んだことや知り得た知識をアウトプットすることで人生は変る。精神科医の著者が心理学・脳科学の観点から、80の節に分けて具体的に例を上げて述べられている。

 例えば、なにか新しいことを始めるときは、「とりあえず始める」と良いという。「明日から始めよう」ではなく、「とりあえずはじめて」しまうのである。始めてしまって5分くらいたつと、脳の側坐核という部位から、海馬と前頭前野に信号が出てやる気が、本格的に湧いてくるそうです。確かに、そのような経験をしたことがあるような気がしませんか。

 また、脳を活性化するには、運動が1番良い、週に2時間以上の有酸素運動が良い。体がつかれていても、運動を始めれば、逆に疲れも取れてしまう。仕事上がりの疲れたときに、ランニング30分くらい実行してみると、疲れがたまるより、さっぱりした感じになった。

 

80の具体例の中から自分の始められそうなことから、始めれば、アウトプット人生の始まりにそうです。

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